ペッカ・クーシスト

私のようにヴァイオリンに触れたことも無いような輩が彼のVnを語る資格などございませんが結論から言うと本当に素晴らしいコンサートでした。phoebeさまに譲っていただいた席が最前列中央。教室での学芸会の距離にて超A級の奏者を聴ける機会など残りの人生でもそうはない事だろうなぁと思いながら。
前半のバッハ無伴奏ソナタ#1パルティータ#2、目に耳に焼き付けようと必死に聴いておりました、シャコンヌにおける目まぐるしいばかりの感情移入にただただ圧倒され、休憩を挟んでいるのにそのままのテンションでパルティータ#3に突入。もう目には充分焼き付いていたので後は皮膚に、このVnの音色を焼き付けておこうと真剣に思って目をやや虚空に。顔面で音を感じておりました。ああヴァイオリンって、本当はこんな音がするんだなぁ・・・このままずっとこうして聴いていたいなぁ・・・と思ってしまうほど。しかしパルティータ#3は約18分ほどで終わってしまうのです。その何と寂しかったこと!

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以上は北欧MLへの投稿ですが、ブログの埋め草として。^^;;;

明日の朝の欧州ラジオ深夜便は今週の目玉でしょう。

02:01AM Two archive recordings from Bulgarian Radio of Shostakovich, performed by the Sofia Philharmonic Orchestra conducted by Konstantin Iliev, recorded in Bulgaria Hall Sofia on the 12 & 13 January 1958
Shostakovich, Dmitry (1906-1975)
Piano Concerto No. 2 in F major (Op.102) [Allegro; Andante; Allegro]
with Dmitri Shostakovich (piano),
02:18AM Symphony No.8 in C minor (Op.65) [Adagio non troppo; Allegretto; Allegro non troppo / Largo; Allegretto]

朝10時からです。気になりますね。^^